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扉絵: ゴッティの反撃
カイドウはおでんの処刑後、光月家を殲滅させるために龍になって九里城へ!
赤鞘たちが着くより早く城へ着き、火の海にしてしまいます。
そして見つけた、光月おでんの息子、モモの助。
光月一族を滅ぼすためにモモの助をひと掴みにしてしまうもモモの助はまだ幼く、父のような威厳はありませんでした。
更には父の死を想い、恐怖で泣きわめく…
その姿に、こんなのがおでんの息子とは…と呆れてため息しか出なかったカイドウは、モモの助を自身の手で殺すことはせず、火に包まれる城と共に死ねと言い残し、再び龍になって飛び去ってしまった…。
カイドウが去った後、何とか火の手を抜けて城に辿り着いた錦えもんたちを呼び寄せるトキ。
そして未来に飛ばすと告げ、錦えもんたちを驚かせる。
モモの助、錦えもん、カン十郎、菊之丞、そして雷ぞうを未来へ飛ばしその後息絶えるトキ…。
侍達が死んだ証拠が見つからず恐れるオロチ。
本当に赤鞘九人男は死んだのか!?
光月おでんの死だけでは安心ができず、次第に自分が復讐されてしまうのではないかとオロチは恐れ始める…。
傳ジローは正体を隠すため見た目を変えることに。
その姿は、居眠り狂死郎!
名前を変え、子分を作り、自分を押し殺してオロチにつくことに。
既にこの頃にはヒョウ五郎親分にとって代わる侠客にまで評判を高めていた傳ジロー=狂死郎。
オロチには傳ジロ―だとは気づかれていない様子。
自分に仕えてみるかとオロチに言われ、兵士も女性も富も、オロチが欲しがるものはすべて授けましょうと狂死郎は言う。
しかし土下座してオロチには見せていないその顔は怒りに打ち震えていた…。
一方で傳ジローは丑三つ小僧として蔵の金を盗んでもいた。
この蔵の金を使い、少しでもワノ国の貧しい人々が生活をすることができればと!
ついに狂死郎、丑三つ小僧、そして傳ジローと三者が同一人物だったことが明かされた!
その後河松とはぐれ都に紛れ込んだ日和を発見した狂死郎は、自分は傳ジロ―だと正体を明かす。
姿も顔つきも変わってしまっているため、傳ジロ―であることが信じられない様子の日和。
しかし、真です日和様と伝え、生きていてくれたことが嬉しく涙を流す狂死郎。
怒りという妖怪に憑りつかれたこの顔では錦えもんたちも気づくことはないだろうと、ただそれを好都合だと狂死郎は考えていた。
決戦の瞬間まで自分の正体は味方にも言わないでくれと頼み、河松に代わって守るため日和の名前を「小紫」と名乗って生活させることに!