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展開予想①
ワノ国「花の都」
山の神『フゴフゴ!!』
『ブオォォォオ…!!』
モブ達…
『“山の神”だァ…!!』
『刀じゃ歯が立たねェぞ!!逃げろォ!!』
『アイツが突っ込んでくるってこたァ、
子猪が都にいるってことか!??』
錦えもん『おれのせいで…都はもうお終ェだァ…!!』
錦えもんは泣き喚きガクブル…。
傳ジロー『光月おでん…!?あの白猪を止めれるの!?』
おでん『いやァ、知らねェが…。』
『“黒駒“の親分とは、ちょっくら因縁があってよォ…。』
『いいから、その猪はおれに寄越せって!!』
ガシッ!!
ダッダッ!!
おでんは子猪を奪って山の神の方へと駆けていく…。
傳ジロー『大丈夫かなぁ。おでんさん…。』
錦えもん『おれの…せいで…。』
傳ジロー『あ…錦さん…!!』
『向こうの峠には、“鶴女“の茶屋があるんじゃ…!?』
錦えもん『あァ…!?鶴女~!!』
その頃、花の都「裏鳥居」では…。
鶴女『きゃー!!』
モブ男『もう少しで都だ…!!鶴女!!』
なんとか、峠から逃げてきた鶴女達…。
鶴女『でも脚が…。もう走れないよ…!!』
『それに…峠の茶屋もメチャクチャに…!!』
モブ男『店はまた作りゃあ良いだろう…!!』
『とにかく、逃げるんだ!!』
山の神『フゴフゴ!!』
『ブオォォォオ…!!』
ズドドドド…!!
白猪が迫ってくる…。
鶴女『はァ…はァ…。もうダメ…。』
モブ男『鶴女…!!』
鶴女が倒れかけたその時…!!
ドンッ!!
鶴女『…!??』
光月おでん『大丈夫かい??』
『お嬢ちゃん…!!』
なんと、おでんは片腕で白猪の突進を止めてしまった…!!
山の神『フゴッ!?フゴォ!!』
モブ達…
『光月おでんだァ…!!』
『すげェ!!山のような猪を片腕で止めちまった…!!』
鶴女『あれが…おでん様…!?』
ぽっ…。
山の神『ブオォォォオ!!』
おでん『お前が取り返しに来たのはコイツだろ!?』
子猪『フゴフゴ…!!』
おでん『へへ!!返して欲しけりゃ、こっちに来てみな!!』
子猪を抱えて、どこかに走って行くおでん…。
山の神『フゴブオォォォオ!!』
怒り狂う山の神…!!
花の都の外れ
黒駒一家の「隠れ家
子猪『フゴ!!フゴ!!』
山の神『フゴォォォオ!!』
ドガアァァァン…!!
山の神は黒駒の隠れ家に突進…!!
黒駒『うぎゃあああ…!!』
『潰される~!??』
おでん『よっしゃああ…!!』
『よくも賭場を出禁にしてくれたなァ!!黒駒の親分…!!』
黒駒『てめェ、光月おでんか!??』
『よくも…!!』
おでん『それに、堅気に迷惑掛けてんじゃねェよ…。』
ガンッ!!
黒駒『ぐはッ…。』
錦えもん達も追いついてくる…。
錦えもん『あの野郎、一人で黒駒一家を潰しやがった!?』
傳ジロー『でも、山の神はまだ止まらないよ…!!』
おでん『まァ、任せとけって…!!』
ギンッ!!
おでんが放ったのはまさに
「覇王色の覇気」…!!
山の神『くぅぅん…。』
突如おでんに懐いたかのように、大人しくなる山の神…。
おでん『お前の子供は返す!!悪かったな…!!』
ぽんぽん…!!
山の神『ふごぉお!!』
こうして、白猪の親子は森へと帰っていった…。
錦えもん『すげェ。』
『これが…光月おでん…!!』
九里「頭山」
アシュラ童子『てェへんだ!!てェへんだァ…!!』
ダッダッダッダッ!!
“アシュラ童子”
(当時15歳)
???『なにごとだ!?アシュラ坊…!!』
アシュラ『アシュラ坊って呼ぶんじゃねェ!!』
『それより、てェへんなんだよ!!親方ァ!!』
『花の都の黒駒一家が潰されたぞ!!』
『あの…光月おでんに…!!』
???『光月おでん!??』
『まったく、ハタ迷惑な男だ…!!』