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扉絵
扉絵は短期集中連載で引き続きカポネ・ベッジ!
地図で何かをヴィトに説明しているようです。
敵の船を捕まえろ!と、目指しているのは…スリラーバーク!!
第953本編
日和が手紙を残して去ってしまったあの日のことを思い出していました。
今日までありがとう
私は大丈夫
これを見て河松は泣き叫びます!
それはそうです、光月トキから守るように言われていたのにも関わらず、自分以外の赤鞘九人男はいないから日和を守れる者は河松自身しかいないにも関わらず、いなくなってしまった…。
痩せこけてしまった河松を悲しみの念が襲います。
ワノ国中を駆け巡って、駆け巡って、駆け巡って…
日和の名前を泣き叫び、必死に探すやつれた河松…。
ゾロサイド
ゾロは、秋水を持ってまたも逃げてしまった牛鬼丸を追いかけようとします。
不幸中の幸いか、地面に残った血を頼りに牛鬼丸を追いかけるゾロですが、何と迷ってしまいました…。
一方おいはぎ橋に残っている日和と河松。
河松は、鈴後という地域の土地柄について説明しています。
白舞と同じく、鈴後もまた霜月家が大名を司っていたのです。
その名は鈴後大名「霜月牛マル」。
そして傍にはいつも一匹の狛狐「オニ丸」がいました。
そして牛マルも狐のオニ丸も、刀を巧みに操ることができ、非常に武力が高かったのです。
鈴後には、ある独特の風習がありました。
それは、侍が死ぬと墓石の代わりに、使っていた刀を立てて弔うというもの。
しかしその刀の中には名刀も多くあるため、狙う盗賊が多く、ほとほと困っていたのです。
カイドウとオロチの戦乱が広がってきた頃、鈴後大名「霜月牛マル」は戦いの最中に討たれてしまいます。
オニ丸も幾本もの矢を撃たれ重傷を負いますが、河松によって救われ、食べ物を与えられていました。
河松は日和のことだけでなく他の者へも愛をもってふるまっていたのです!
オニ丸は回復した後5年間、牛マルの刀が盗まれないように守っていました。
しかし、戦は激しさを増したため、戦うために刀が必要だった河松が刀を取りに行ったとき、オニ丸は河松をも止めるために噛んでしまうのです。 河松はオニ丸に、涙を流しながら伝えます。
どう説明したらいいのかわからないが、ワノ国の戦いはまだ終わっていない。
13年後、我々侍たちは皆で一致団結して、百獣海賊団を倒して見せる。
この刀はその時に必ず役に立つから、信じてこの手を放してほしい…。
事情を話し、なんとか河松とオニ丸は和解…。
そして河松は「おいはぎ橋の牛鬼丸」として武器を取りながら刀を狙う盗賊を追い払っていくことにしたのです。
河松こそが本来の牛鬼丸だったのですね!
しかし、食料調達に花の都に行った際に捕まってしまい、その後13年、戻ってくることができなかったのです。
河松の“行くべき場所”は鈴後の刀保管庫
河松が急ぎ行くべき場所があると言っていたのは、この鈴後にて隠していた刀を確認するためでした。
その場所に向かう途中でゾロと合流する河松と日和。
ゾロが追いかけている間に姿をくらました牛鬼丸は、刀を保管している場所の扉の後ろに消えてしまうのでした。
それを見ていた河松は、ここが刀を隠していた場所の入り口だと皆に伝えます。
牛鬼丸の正体は、狐!
ワノ国にいる狐なので、「狛狐」となります。
見た目は完全に狐ですが、眉と目が牛鬼丸のものとなっています。
そしてやはりこの狐こそが「オニ丸」でした!
オニ丸は狐の姿で静かに去っていきましたが、河松はしっかりとオニ丸の想いを受け止めました…。
そしてまたオニ丸も、河松が戻ってきたことに嬉しさを隠せずにはいられなかったのです…。
そしてここで日和が真剣にゾロに話し出します。
あなたの刀は、本当に「秋水」なのですか?と。
そして、もし本当に「秋水」ならば、ワノ国にお返しください!と言われてしまうゾロ!
やはり、刀神リューマの存在はワノ国の誰にとっても非常に大切な存在なのでしょうか。 だからこの刀はおれのなんだよ!!とゾロはさすがにムッとして日和に反論します。
何と、日和は代わりの刀を差し上げるとゾロに言うのです!
それは、亡き父であるおでんから譲り受けた刀である、名刀「閻魔」!
これにはゾロも驚きです!
そしてこの刀の価値が上がるのは…なんと、あの強靭なカイドウに唯一傷痕をつけることができた伝説の刀とのこと!
日和はこの名刀「閻魔」をゾロに与えるという決意を!
つまり、ゾロVSカイドウとなる可能性がここにきて浮上してきたのです!!