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扉絵
扉絵は、ナミがゼウスからの雨の中で踊っているカエル達を見ている
ステルスブラック
お前の持っている缶は何だ?とページワンがサンジに問う。
サンジは、これは正体がばれないようにするための物さ、と説明。
サン五郎が本当にやってきたことを花の都の住人たちは心配!
「殺されてしまう!大丈夫なのか!?だけど来なかったら町が壊されていたぞ!!」
サンジは、自分の意地で人を救えないことがあるんだったら、プライドを捨てれば救える命もあるはずだ、とレイドスーツの缶をポーンと投げながらページワンに向き合う。
きっとこれが力になってくれるはず!
だがこんなものを身に着けたくらいでおれはジェルマにはならない!
試してやるさ!と、「3」のついた缶を自らのお腹の辺りに合わせ、くるくると勢いよく回す!
サンダバダバダバダバ~
サンジが服を脱ぎだしたのでウソップは慌てる!
「公道で裸は…」
と心配するウソップ。
サンジは気にせず、変身!
ジェルマのBGMが流れる!
ジェールーマー♪
おおおおお!!!とフランキーとウソップが目を輝かせる!!
光を纏いながら、地上にいたはずが何故か屋根の上で現れたのは…
ジェルマのNo.3となったサンジ。
そして異名は
「ステルスブラック」
ステルスブラックになったサンジは、全身黒のレイドスーツで、他のジェルマ同様にサングラス、マフラー、ベルトにはジェルマのドクロ、マントには「3」の文字。
そして唯一ステルスブラックのみ、口元も黒マスクで隠している。
さらに髪も右側が上に上がっている(前髪は下がったまま)
この姿を見たウソップは目がキラッキラ!!
「もう何かの戦隊物みたい!さすがジェルマ66!!」
この「ステルスブラック」という名前もローは知っていた!
なんであのスーツを着ているんだ…!?むしろローの方が詳しい!
ローは北の海出身ということもあり、サンジの家族でもあるジェルマ66やレイドスーツのことについて非常に詳しかった。
サンジがその変身用に持っていた缶を見て、正体がばれないと言ったワケに気づくロー。
ローは絵物語「海の戦士ソラ」の読者であり、ジェルマのことが嫌いだったと言う。
すかさずサンジも、おれもだ!!と反論する。
「お前、ただのそば屋じゃないな…名を名乗れ!」
とページワンが叫ぶ。
さすがに「ステルスブラック」という名前は受け入れられなかったサンジ。
そば屋なので、
「おそばマスク」
と名乗った!!
「それはまずい!命名権をおれ達にくれ!」
と叫ぶウソップとフランキー。
科学の力がどれだけの物か…とサンジはページワン目がけて飛ぶ!
と、ページワンも屋根に向かって飛びかかり、屋根ごと喰らう!!
しかし、サンジの姿が消えてしまった。
どこに行った…?とページワンがきょろきょろすると、急に腹を蹴られる!!
思わず白目になるページワン!!
「何だあの攻撃!目に見えないほど速いのか!?」
とウソップとフランキーは仰天しきり。
しかしローは知っていた。
今の黒足屋は「海の戦士ソラ」という話の中に出てきたジェルマ66の一人だと。
そして「ステルスブラック」は意のままに姿を消すことのできる厄介な人物であり、どんな環境にも完璧に溶け込んで、人間の目には見えなくなってしまうのだと説明する。
やたら詳し過ぎるローにウソップがツッコむ!
そう、ステルスブラックの能力はなんと「姿を消せる」!!
サンジが悪魔の実図鑑を見てからずっとずっと探し求めていた能力であり、スケスケの実をアブサロムに食べられてからその夢が潰えたとばかり思っていたので興奮する。
女風呂を除くために…いや、今は仲間を助けるために使う!と気持ちを切り替えてページワンに挑むサンジ!
再び起き上がるページワンは人獣形態になってより強力に!
鋭い爪でサンジを捕まえようとし、サンジは足で受け止める。
しかしページワンの力が強く、サンジは受け止めきれずに遠くまで吹き飛ばされ、家々も粉砕される!
かなり遠くまで吹っ飛ばされたものの、サンジは多少痛みはあれどほぼ無傷。
レイドスーツを着ているためにダメージがかなり軽減されている!
サン五郎が先に行けと言ったからと、ローとウソップ、フランキーは逃げることに!
ページワンは吹き飛ばしでサンジを葬ったと勘違いしていた。
が、サンジは空高く飛び上がり、ページワンの頭上から攻撃を仕掛け、ページワンはあまりの痛みに叫ぶ!!
あとでフランキーとウソップにスーツのデザインを変更してもらおうと思いながら、スーツの性能をチュートリアル的に試していくサンジだった。
そしてウソップ、フランキー、ローはまず「えびす町」へと向かうのだった。
ロビン潜入
一方、オロチの宴会に参加していたロビン。
スキを見て抜け出し、城でポーネグリフを探していたが、城を守っている“ワノ国将軍直属忍者部隊”オロチお庭番衆に見つかってしまう!
べべん!!
その数、かなりの人数!
10人+ナマズがいる。
- 武者のような鎧を付けた、体の大きな忍者
- ナマズの上に乗るグラディウスのような印象の仮面を付け、エネルのような背の太鼓?が燃えている忍者
- 巻物を口にくわえ、今にも術を使いそうな長髪の忍者
- 仁王像のような忍者
- 花の飾りを付けた女の子のくの一
- 羽衣を纏い着物を着て、琵琶を鳴らしているくの一
- 茅葺屋根のようなものを被り、顔を包帯で隠している忍者
- ダルマのような顔のずんぐりむっくりな体形をしている忍者
- 鬼のような巨大な忍者
- 10人の中で一番巨大な、いかにもな姿の忍者
そして、リーダーである福ロクジュ(つるっぱげの頭と耳たぶが長い僧侶?どことなくヴェルゴのような印象)はロビンに、一回だけ言い訳を聞こうと詰め寄っていく。
ロビンは焦っているようにも見えるが、余裕そうにも見えなくもない…。
ロビンの運命はどうなる?!
ビッグ・マム記憶喪失
九里の浜にて共に行動するチョッパー、モモの助、お玉、お菊。
モモの助の修行に皆が付き合っていたようだ。
お玉はなかなか帰ってこないルフィのことを心配する。
チョッパーは、大丈夫だ!とお玉を気遣うも、今まで兎丼の採掘場から戻ってきた人はいないと言うから…と心配は消えない様子。
と、チョッパーが浜の方に何かがいるのを見つける!
モモの助、お玉、お菊、そしてチョッパーが訓練していた場所から浜に向かうと、何やら大きな物体を見つける。
「巨大な人間?」
「女性??」
そして顔を見たチョッパーが、誰が来たのか気づいてしまう!!
それはビッグ・マム!!
さらになぜか、ものすごく幸せそうな顔で寝ている!!
なぜここに!!と驚くチョッパー。
絶対に起こしちゃダメだぞ…とみんなに言うも、モモの助がビッグ・マム!!と叫んでしまう!
起き上がったビッグ・マムにチョッパーとモモの助は警戒するも…。
なんとビッグ・マムは記憶喪失だった!!
「おれは…誰だい?」