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「怒ったのね」
ロビンと対峙していたブラックマリアがいった。
「ずいぶん大きくなれるじゃないか
体力を消耗しそうね…♡」
ロビンが自身の背後に出した巨大な腕をブラックマリアにけしかける。
ロビンによって足を掴まれ、その腕から逃れようと反撃を試みるブラックマリア。
「逃がさない」
そういったロビンが、今度はブラックマリアの身体を掴みに掛かる。
しかし
「大人しく捕まるわけ…」
「ないだろう!!?」
ブラックマリアは慌てることもなく、次々とロビンの巨大な腕を切り倒し始めた。
「”ネットマリア”!!!」
ブラックマリアがクモの糸をネットのようにし、ロビンの出した巨大な腕を封じる。
ロビンに馬乗りになったブラックマリアが、次々と拳を振り下ろす。
「アハハハ
殴りがいがあるねぇ 大きくて!!」
堪らずロビンが巨大化した姿を解き始める。
「あら♡逃げるのかい?」
しかし、ロビンは再び巨大な腕をブラックマリアの背後に出し、捕まえようとする。
そして、その腕がブラックマリアに届きそうになったその時
「”行き止マリア”!!!」
ブラックマリアが糸を盾のように張り巡らし、これを防いだ。
「フフ
私の糸は可燃性だよ♡」
「”炎上(あたた)マリア”!!!」
ブラックマリアの糸に点火され、あたりが一瞬にして火の海と化した。
「すぐに勝負はつくんじゃなかった!?」
「みっともない”黒足のサンジ”の失態をかばって……!!」
「お前さんが負けたら 結果2人共ただのバカだよね!?」
再びロビンに襲いかかるブラックマリア。
対するロビンも、ブラックマリアの攻撃をかわし続ける。
かろうじてブラックマリアの攻撃をかわしていたロビンが、ついにその糸に捕まった。
「ガシャ髑髏にまた消火して貰う!?」
そういったブラックマリアが、後ろで百鬼夜行と交戦中のブルックを見る。
「バカな言葉が聞こえましたね…
ブラックマリアさん」
ブルックがいった。
「私がもしあなたなら
…そこから逃げますね……!!ヨホホホ」