"D"の名前をもつ9人
- モンキー・D・ルフィ
- モンキー・D・ドラゴン
- モンキー・D・ガープ
- ポートガス・D・エース
- ゴール・D・ロジャー
- マーシャル・D・ティーチ
- トラファルガー・D・ワーテル・ロー
- ポートガス・D・ルージュ
- ハグワール・D・サウロ
”D”の呼び方
単行本8巻のSBSで、読者から「Dとは何ですか?」の質問に対し、作者の尾田栄一郎先生は「今はただ何も考えず"D"と読んでいてください」とだけ答えています。「今はただ」という言葉には、深い理由がありそうなのがわかりますね。ちなみに読み方は"ディー"で良いようです。
まるで"D"以外の読み方があるような言い方。
●DAWN(ドーン)=夜明けや始まり・兆し
●夢=DREAM もしくは運命=DESTINY
●Dominant(支配的な)の「D」
ルフィの出身であるフーシャ村・村長のセリフです。「D」の名を持つ者に「夢を持つ」、「運命を背負っている」という意味なのかもしれません。
生かされる運命なのか?
「これが全て偶然か!?まるで“天”があの男を生かそうとしている様だ!!!」
「やっぱりロー…お前は生かされてるんだ 次から次へと救いの神が降りてくる」
・ゴール・D・ロジャー
金獅子との戦いエッド・ウォーの海戦の時に絶体絶命の状況を突如荒れ狂う天候に救われ、切り抜けた。
・黒ひげ マーシャル・D・ティーチ
インペルダウンでマゼランの毒によって死ぬ運命だったものを“偶然”、インペルダウン元看守長シリュウの裏切りにより解毒剤がもたらされ、命を得た。
“D”は「生きて何かを成す」使命を天より与えられた一族なのかもしれないですね。
神の天敵
コラソンの故郷(聖地マリージョア)での子どもへのしつけでは『行儀の悪い子は"ディー"に食われてしまうぞ』と言われて育つ。
コラソン「真相は謎だが。 しかしDの名は歴史の裏に受け継がれている…ある土地ではDの一族ををこう呼ぶ…”神の天敵”と」
天竜人:世界の創造主の末裔=ワンピースの世界を創造した神の血を引く者
Dの一族:世界の破壊という思想を受け継ぐ者
天竜人とは「この世界の創造主の末裔」とされており(ワンピース52巻503話)、「創造主」が旧約聖書創世記における「神」のような存在を表しているとすると、天竜人とはグランドライン及びレッドラインを作った天地創造の神である可能性が高い。
Dの意志
白ひげの言葉から考える「Dの意志」の正体と目的
「Dの意志とは何か」と問うロビンに対し、空白の100年を含む「歴史の全てを知った」とレイリーは答える。そして、続くセリフが以下である。
キミ達に今ここで歴史の全てを私が話しても 今のキミらには何もできやしない
ゆっくりと世界を見渡してその後に導き出す答えが我々と同じとも限らない
このレイリーの言葉は「歴史の全てを知る」→「何らかの答え(行動)」という図式で白ひげのセリフと共通している。
ロジャーとDの意志
ここで一つの疑問が、レイリーを誘う段階で【世界をひっくり返す】と言っている。
この事から、誰かに”Dの意志”を託されたか、”空白の100年”を知っていたのではと考えられます。
以上の事から